社会人がビジネス英語を効率よく勉強する方法【7つの英語習慣】
私は社会人になってから独学で英語を勉強してきました。
最初はTOEICも400点そこそこでしたが、コツコツ2000時間勉強することで今では900点を取得することができました。
この記事では社会人が実用的なビジネス英語を身につけるのに必要な学習のコツを紹介します。
- とにかく少しでも継続すること
- 人前で話す機会を持つこと
- 誰かに評価してもらう機会を持つこと
- メタ学習!勉強方法の勉強も大切
- シャドーイングをしまくること
- 英語を読むスピードを上げるには頭から戻らずに読むこと
- スピーキングは最初は暗記しかない
とにかく少しでも継続すること
英語は言語なので、毎日触れていないと確実に能力が劣化します。
人間の脳は覚えたことをどんどん忘れていきますが、英語もその忘れるものの一つです。
英語力を伸ばすとは簡単に言えば
忘れること<新しいインプット
の状態をつくること。
忘れる力よりもインプットを大きくしないと能力は伸びません。
社会人は通勤の15分でも良いので英語に触れる時間を一日の中で作れるかにかかっています。
人前で話す機会を持つこと
次に大切なのが人の前で英語を話す機会を持つことです。
多くの日本人は人前で英語を話すのが苦手です。
私もかつて気恥ずかしさが勝って人前で英語が話せなかったので気持ちは分かります。
ただその壁を乗り越えないと英語力は向上しません。
今なら例えばオンライン英会話もありますし、ネットを叩くと週末にどこかのカフェに集めって英会話をするコミュニティなどもたくさんあります。
もちろんプロに指導してもらえるわけではないので、そこは発信の場、練習試合だと思って利用しましょう。
誰かに評価してもらう機会を持つこと
次に大事なのは第三者に自分の英語の評価をしてもらうことです。
最初は辛辣なことを言われるかもしれませんが、成長のための痛みだと思って耐えましょう。
例えば、オンライン英会話を使うなら先生に英語のfeedbackをもらうようにお願いしてみるのも手です。
・私の発音ってどうですか?
・話している内容の意味はどのくらい伝わってますか?
率直な評価をもらうなら一緒に仕事をしている同僚や上司などでもいいでしょう。
やりすぎると自信がなくなるので注意ですが、何かしらfeedbackしてもらうことのは大切です。
メタ学習!勉強方法の勉強も大切
英語の学習は最初は手探りでいいと思います(TOEIC500点くらいまで)
しかしある程度したら効率的な学習方法などを学んだほうが合理的です。
つまりメタ学習、学習方法の学習です。
例えばジムでの筋トレなど最初は手探りでいろいろやりますが、疑問などが出てきたら隣にいるマッチョなお兄さんにいろいろ聞きたくなります。
それと一緒で英語も上手な学習方法を書籍やネットで調べて少しづつ導入していくことが大切です。
社会人は時間が命です。
最近では英語学習の方法をコーチングしてくれるサービスもあります。
資金的な余裕があればそういったサービスを検討するのもありでしょう。
シャドーイングをしまくること
社会人は飲み会、残業、長い通勤などとにかく時間がありません。
時間の無い中で少しでも英語力を増強させるなら結局はシャドーイングが最も効率が良い勉強方法です。
シャドーイングには言語習得に必要な要素が凝縮されています。
・音を耳で聞くこと
・それを真似ること
・発声すること
・文章を読んで文字的に理解すること
・それをまた音で理解すること
このプロセスは子供が言語を習得するのと同じプロセスを疑似体験しているのです。
時間がなければシャドーイング、これにつきます。
英語を読むスピードを上げるには頭から戻らずに読むこと
長文の英語メールをグーグル翻訳に入れて読んでいてはいつまでたっても仕事は終わりません。
英語を読むスピードを上げるには、自分が日本語を理解しているときのことを思い出す必要があります。
日本語を読んでいる時は、後ろに戻って読んだりせずに頭から読んでいませんか?もちろん戻って読み直すことはあっても、文章の中でいったりきたりはしないはずです。
英語でも同じです。英語の文章を読むスピードを上げるには、英語を前から一気に読んで理解する必要があります。そのためにはある程度の単語力と英語を塊で捉えながら読む感覚が必要です。
My boss is a pretty nice English speaker but he is not interested in his promotion.
のような英文があったとしたら
My boss is / a pretty nice English speaker / but / he is / not interested in / his promotion.
のようにスラッシュで区切る感覚で、前から順番に理解していかないといけません。
スピーキングは最初は暗記しかない
スピーキング力UPに関しての大きな勘違いは、とにかく外人と話す機会を多くするというもの。
たしかに外国人と話す機会は大切です。
しかしスピーキング力伸ばすなら、インプットとアウトプットのバランスをイコールにしないといけません。
例えば、外国人と話すのはあくまでアウトプットの場面です。
そのアウトプットを活かすためにインプットが必要なのです。
インプットとはつまり、英文を暗記することです。
そして暗記した英語の構造を活かして、その場に応じた文章を頭の中で作って、それを実際の会話でアウトプットする。
実際の会話をしているとアウトプットできないことが出てきます。
「(あれー、なんて言ったらんだろう???)oh...」みたいな感じですね。
この疑問をメモし調べ、英文を作って暗記します。
そしてそれを次の会話の機会に使います。
そうやってどんどん新しい表現を獲得しない限り、英語のスピーキングが上達しません。
海外に何年もいたおじさんが話す英語がすごく下手くそに感じる時がありますが、あれはおじさんは海外にいるときにアウトプット過多になっていたからです。
アウトプット↔インプット
このサイクルを回さない限り、スピーキング力は上がりません。
以上、英語学習について一つでも参考になれば幸いです。